医療保険の「特約」勘違いしていませんか?【保険】

 

【Q】医療保険に「通院特約」がついています。これは、通院したらもらえる特約ですか?



【A】ケガや病気の治療で通院したときに保険金が支払われる特約ですが、通院「しただけ」では保険が適用にならないケースがあります。

傷害保険の場合は、通院「しただけ」で保険金が支払われるものが多いのですが原因がケガに限定され、病気の場合は対象外となります。傷害保険の取扱いは基本、損害保険会社です。


医療保険の場合は、ケガでも病気でも該当しますが、入院をしたあと(または入院前)の通院が対象で、さらに退院(前)後の通院が全て保障されるのではなく、一定期間(主に30~60日)以内という制限がつくものがほとんどです。

 

ただし、医療保険の通院特約の中でも、「がん通院特約」の場合は内容が大きく異なります。

がん通院特約の中には入院の有無に関係なく保険が適用になるもの(がん治療で放射線治療や抗がん剤治療などをする場合の通院が対象になる場合が多い)や、通院期間に制限のないものもあります。但し、名前の通り、がんによる通院の保障のため、がん以外の通院は対象外です。

「特約」は契約後、中途付加できない場合が多いですが、「特約」を途中で外すことは、ほぼ可能なので、契約時に良く内容を理解して「特約」を付加するかどうか考えましょう。

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【WRITER:植村】