生命保険の「利率」ってなに?【保険】

生命保険の「利率」ってなに?



【Q】生命保険でよく聞く利率(金利)ですが、高い利率になっているのはどのような仕組みになっているのでしょうか?



【A】金利は基本的に国に勢いがあって伸びている時に上がります。金利が上がる要因として、GDP(国内総生産)が高くなることが一因に挙げられます。GDPとはその年に国内で生み出されたものの総額を示しています。ちなみに日本は数年前に中国に抜かれました。なぜかというとGDPが高くなるということは沢山の人が効率的に働いていることになります。効率的に働くとはどういうことでしょうか?それは生産人口(働くことが可能な年齢の人)が多く、国に産業の源になる原材料が豊富にある国が一般的にGDPが向上すると言われています。


では今の日本はというと、日本は最近高齢社会を向かえ、生産人口が減少してまいりました。また若い人でも定職につくことができない人も増えております。世界に視野をひろげることは大切なことだと思います。


実は生命保険でも考え方は同じで、日本の円だと金利は低めですが、アメリカの米ドルやオーストラリアの豪ドルは日本円に比べると利率(金利)は高めになっています。その理由は結局GDPの要素が絡んでいるということです!


因みに米ドルや豪ドルのようないわゆる外貨は、為替の影響が良くも悪くも発生します。ただし日本の円だけを持っていると貨幣価値が下がるリスクをダイレクトに受けてしまいます。外貨と円はシーソーのような関係にあるので、円の価値が下げれば外貨の価値が上がります。逆に円の価値が上がれば外貨の価値は下がります。


要は円も外貨も両方持つことで、お金という資産価値のバランスを保つ事ができるというリスク分散にも役立ちます。


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【WRITER:植村】