医療保険に加入後、検査入院。給付金でる?でない?【保険】

医療保険に加入後、検査入院。給付金でる?でない?



答えから先に言いますと、検査入院で給付金はでない(何の病気も見つからない場合)

「最近、注意が必要になっているのが、検査のためのカテーテル造影手術です。手術といっても検査ですから、結果として何の病気も見つからなければ、手術費・入院費のいずれも支払い対象とは認められません。

しかし、結果として病気が見つかり治療が始まれば、さかのぼって検査も認められることが多いです。治療のための入院として取り扱うことができるため。


ただし、次のような問題もある。


「医療技術は日々進化しています。よって保険がカバーしきれないことがあります。30年以上前の医療保険に入っていると、カテーテル手術は手術給付金が出ないことがある。当時は、カテーテル手術そのものがなかったからです。

逆に、近眼を治すために行われるレーシック手術は、少し前の保険では手術給付金が出たけれども、新しい保険では出るものは少数です」レーシック手術は、視力矯正術なので、最近の医療保険では「治療行為」と判断しない保険会社が多い。


〈ごく簡単な手術では出ない〉

「保険会社のHPを見ると、『お支払いできない具体的な事例』がちゃんと書いてあります。たとえば、アフラックの場合、扁桃腺の手術や、骨折して埋め込んだプレートを除去する手術、手足の指の手術、外傷を縫い合わせるだけの手術などでは出ないとある。美容目的の手術でも出ません。

しかし、最近の医療保険では手術の対象範囲を広げている医療保険が多いため、10数年前の医療保険では対象でなかった簡易手術が新しい医療保険では対象になる場合もあります。 但し、手術範囲を広げたことで、手術給付金で支払われる金額は少なくなってしまっている医療保険が多い。最近の医療保険の傾向でいけば、「広く浅く保障する」保険が多くなってきている。



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【WRITER:植村】