2018年4月2日から生命保険料が改定されました!【保険】

2018年4月2日から生命保険料が改定されました!



2018年3月末まで使用されていた標準生命表は、2007年から採用されているもの(標準生命表2007)ですが、2018年4月から新しく「標準生命表2018」が使用されます。


前回の標準生命表採用時から約10年が経過しており、この間に日本人の平均寿命は延びています。つまり、今年4月から採用される標準生命表では、現行のものよりも概して死亡率が下がり、平均余命が延びているということになります。長生きする人が多くなったってことですね。


このように、これまでよりも日本人の死亡リスクが下がっている訳ですから、保険会社が死亡保険金を支払うリスクも小さくなり、結果的に生命保険(死亡保険)の保険料も値下がりするという訳です。


ただし、これはあくまでも単純な生命保険(単純に人の死亡保障のみ)についての話です。貯蓄タイプの生命保険の場合は、貯蓄部分の運用成績が関係してきますので、マイナス金利で運用難の今、値下がりする可能性は低くなります。


結果、「標準生命表2018」を使用することにより、4月2日以降の保険料は、保険料が上がる商品と下がる商品が混在することになっていまいました。



さらに、保険会社ごとに保険料改定の内容が異なり、新規で加入し直しをした方が現在加入している保険料より下がる場合、上がる場合が出てきています。※保険料改定を行わない会社もあり。

保険料が下がる場合は、新規で加入しなおした方が良い場合もありますが、新規加入しなおすリスクも考えて切り替えなければいけません。

例えば、死亡保障の場合、新規で加入しなおせば、自殺免責は3年間新たについてしまうため、デメリットになります。

保険料が下がるというメリットと共にデメリットも良く理解して切り替えをした方がいいのかどうか?まずはご相談してから検討してくださいね。



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【WRITER:太田】