独身女性の老後資金はどれくらい必要?【保険】
独身女性の老後資金はどれくらい必要?
【Q】独身女性の老後資金はどれくらい必要?
【A】厚生労働省によると女性の厚生年金の平均月額は10万2千円。(男性は平均16万9千円)現役時代の給与と加入期間で決まるため、女性は男性より少ない傾向にあります。
女性が7割を占める非正規雇用では厚生年金の受給資格が得られないケースもある。その場合もらえるのは基礎年金だけになり、額はさらに少なくなる。(基礎年金は40年間きっちり支払っていたとしても月額約6万円程)
なので、女性一人で老後暮らしていくのと、男性一人で老後暮らしていくのと、入ってくる年金の額に差が出てしまいます。
一生涯結婚されない方も増加し、さらに結婚したとしても離婚してしまう夫婦も多く、離婚も3秒に1組は離婚すると言われていますので、老後シングルの方は今後増加傾向になっていくと予想されます。
では、老後仕事を退職し、女性一人で生きて行こうと考えた場合、いくらぐらい貯蓄が必要か?というお話になります。
求める生活水準や死亡年齢、年金額、企業年金の有無などによって変わりますが、60歳から平均寿命の87歳までに必要な資金として2000万円が目安になる。
60歳以上の女性単身世帯の平均消費支出は月15万円程度。年金がもらえない60~64歳分の約900万円は自分で用意する必要がある。加えて年金受給が始まっても65歳以上の単身無職世帯では月2万8000円程度不足するため、65~87歳に約740万円が必要で、これに入院などの予備費300万円を入れると2000万円程度になる。
もちろんこの老後資金の試算は現在の年金から考えたので、国の年金制度が変われば、もっと用意しないといけなくなります。老後資金の貯蓄は先延ばしにすると、どんどん期間が無くなり、目標額に達するには毎月相当の金額を貯めていかなくてはならなくなります。
老後の不安がある女性の方是非一度ご相談にご来店下さい。
一緒に考えていきましょう。
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【WRITER:植村】