住宅ローン将来の返済額も考えて!【住宅ローン】
住宅ローン将来の返済額も考えて!
住宅ローンを検討する際は、毎月の返済額に目が行きがちです。
これは、貸主である銀行等が毎月の返済額にしか目を向けないように仕向けている場合が多いからです。
なぜなら、将来返済額が上がることが事前にわかっていれば、マイホーム購入をやめてしまう、住宅ローンの借入をやめてしまうことが考えられるからです。
でも、将来住宅ローンの返済がどうなるのかを知っておくことは非常に重要です。
特に、3年固定や5年固定金利の住宅ローンや段階金利の住宅ローンを勧められてたり、変動金利の住宅ローンを提案されているなら、将来返済額がどうなるのかを把握しておきましょう。
貸す側は特に将来に金利が上がる話はしないことの方が多いです。むしろ、将来金利が上がったとしても「そんなに一気に上がったりしないですよ」っという話をする場合が多いのではないでしょうか?
例えば、10年間は金利2%で11年目から金利3%になるという住宅ローンを検討する場合、返済額が増える10年後は自分がどんな状況かをしっかり考えておきましょう。
●10年後、同じ収入・支出で同じ家族状況でしょうか?変化している場合も多いのではないでしょうか?
●10年後、お子さんは何歳でしょうか?今より生活費や教育にかかるお金は増えていませんか?
思ったより学費がかかっている状態で住宅ローンの返済額が増えても大丈夫なのか。
このケースだと返済額が増えた後に大学の進学を控え、さらに支出が増えるかもしれません。
もしかしたら、転職して年収が下がってるかもしれません。
そんな状態になってもしっかりと住宅ローンを返済しながら生活もして学費も払って、自分たちの将来を準備できますか?
「10年後には収入も増えてますし、大丈夫ですよ」と言われ安易に信じてませんか?
銀行側が貸せる額イコール返済できる額ではないことをよく考えましょう。
将来、住宅ローン返済のせいで、いろんなことあきらめるの嫌ですよね?
収入が増えることは確実ですか?しっかり考えて下さいね。
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【WRITER:太田】