住宅ローンを完済したら抵当権の抹消手続きが必要?!【住宅ローン】
住宅ローンを完済したら抵当権の抹消手続きが必要?!
住宅ローンを完済すれば抵当権は事実上消滅します。
しかし、登記簿上の抵当権は自動的に抹消されるわけではないので、不動産の売却などの場合、抵当権抹消の手続きを行う必要があります
【そもそも抵当権抹消とは?】
抵当権抹消とは、住宅ローンを受ける時に設定した抵当権を抹消登記して、不動産の担保を外す手続きのことを言います。
住宅ローンが完済されたら、抵当権は事実上消滅しますが、登記されている抵当権は自動的には抹消されるわけではないので、所有者が申請人となり「抵当権の抹消登記」手続きを行う必要があります。
【抵当権抹消登記を放置したらどうなる?】
抵当権抹消登記をしなくても、法律的に問題はありません。
しかし、不動産の売却などをする場合、抵当権抹消する必要があります。
また、ローン完済に関する金融機関が発行する「代表者事項証明書または登記事項証明書」の有効期限は発行日から3ヶ月となっているため、有効期限が切れてしまうと使えなくなりますので、従って、書類を届き次第、抵当権抹消登記の手続きをするようにしましょう。
抵当権抹消登記手続きは自分でもできる手続きです。もちろん司法書士等にお願いすることもできますが、おねがいすると別途司法書士への報酬を支払わなければいけません。
そんなに難しい手続きではありませんので、時間がある方は自分で手続きしてみましょう!
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【WRITER:太田】