相続税、税務調査「税務署は見ている」NO、2【相続】

相続税、税務署は見ているNO、2【相続】



今回はNO、1に引き続き税務署は見ているNO、2です。

今回は実際に税務署がきてからどんな調査をするのか?をご紹介します。

 
 

【税務調査員がチェックするポイントは?】

税務調査が開始されるタイミングですが、だいたい一周忌を過ぎたところ。事前に了解をとったうえで、調査日を連絡してきます。

税務調査というと、家の中をくまなく調べられる光景を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはそうしたケースはごく稀なそうです。

訪れた調査官は、いきなり本題には入らずに、まずは故人の経歴や趣味、生前に好きだった事、交友関係、病歴、死亡当時の様子などを、さり気なく聞いてくると思います。でも、こちらが緊張しないように気遣ってくれているなんて思ったら大間違い。このやりとりが、あとで申告内容の矛盾を見つけ出す糸口となるのです。

そして、財産の管理や不動産の利用状況、遺産分割の状況など、書類の提出を求めて細かく付き合わせながら、少しずつ核心部分に近づいていきます。もちろん財産の移し替えがないか、銀行の預金も調べられますが、故人の名義の通帳だけでなく、家族全員、過去5年以上にさかのぼって調べられることもあるそうです。


【税務調査の対処方法と準備】

税務調査の期間はまちまちで、一日で終了することもあれば、数か月かかる場合もあります。

調査の質問にはハッキリと正確に答えるのが鉄則。いいなりになったり、その場しのぎのウソをついても到底プロの目はごまかせません。もちろん申告内容に問題がなければ、慌てたり感情的になることもないはずです。

さらに、あらかじめ必要な書類などを準備しておけば、その分調査もスムーズに進みます。納税後も関係書類はきちんと整理して保管しておきましょう。



相続が発生する前に、「マネー相談ドットコム」へご相談ご予約下さい。

【ご相談に来られる方に多いのは・・・】

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【WRITER:太田】