「ドルコスト平均法」の効果【保険】
Q資産形成などでよく聞く「ドルコスト平均法」効果について
【Q】資産形成などでよく聞くドルコスト平均法とはどのような効果がありますか?
【A】ドルコスト平均法とは、定期的に一定額ずつ積立てをすることです。要は長い時間をかけて分散することをいいます。
例えば1000万円の一時金を一度に投資するのではなく、100万円ずつ、10回に分けて購入するという方法です。
円の価値が安い時には多く買い、円の価値が高い時には高く買うことで、結果的に長い時間をかけて分散投資する方法です。そうすることで結果的に、平均取得価格が下がるというものになります。
ドルコスト平均法による投資で、なぜ差が生じるのかというと、安いときは沢山買い、高いときには少し買うという方法を自動的に行っているからです。要は平均価格が同一となる場合は、同じ数を投資し続けるよりも、安いときに沢山買って高いときに少しだけ買うという事が、上下に変動する相場には効果を発揮します。
さらにドルコスト平均法には、積立投資が自動的にできるので、時間分散ができるのもメリットの1つになります。
因みにドルコスト平均法のデメリットは、右肩上がりに上昇している相場や、右肩下がりに下降していく相場には適していないことも押さえておきたいですね。
このようにドルコスト平均法にはメリットとデメリットが当然ながらありますが、相場が上下に波があり、中長期的に定額投資をするには有効な方法ですね。
【WRITER:植村】