「すまい給付金」って何?【住宅ローン】
「すまい給付金」とは何?
「すまい給付金」は消費税率引き上げの際に開始された新しい制度です。H26年4月~平成33年12月まで実施予定の制度で、低収入の方が自宅を購入した際に負担軽減効果が高くなるようになっている制度です。では、内容を見ていきましょう。
【すまい給付金概要】
すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を程度緩和するために創設した制度です。消費税率8%時は収入額の目安が510万円以下の方を対象に最大30万円、10%時は収入額の目安が775万円以下の方を対象に最大50万円を給付するものです。 つまり、住宅を購入したら、年収によって異なるが一時金が給付されるってことです。
【対象者はどんな方?】
①対象の不動産について登記上の持分権を保有されている方
②住民票において、取得した住宅へ居住が確認できる方
③収入が一定以下の方 <目安> 消費税8%時→収入510万円以下 消費税10%時→収入775万円以下
【すまい給付金での住宅ローン要件】
①自ら居住する住宅の取得のために必要な借入金であること
②住宅ローン期間が5年以上であること
③金融機関からの借入であること(親族からの借入金は対象外)
※住宅についても要件がありますので、すべての要件を満たすことが必要です。
【申請方法】
住宅を取得した方が行います。住宅に居住した後に、給付申請書に必要書類を添付して申請することが必要です。申請は、全国に設置している「すまい給付金申請窓口」へ持参または郵送により行います。申請期間は住宅の引き渡しを受けてから1年以内(現在は1年3カ月の期間延長しています)です。
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【WRITER:太田】