収入保障保険とコンバージョン【保険】

収入保障保険とコンバージョン



【収入保障保険とは】

収入保障保険とは、世帯主に万が一があった時の必要保障額にぴったりくる保険なのですが、年々受取額が目減りしてしまうため、保険期間満了近くになると保険金額が少額になってしまいます。

※収入保障保険は月々保険金が受け取れる年金形式と、一時金としての一括受取とが選択できます。



【「コンバージョン」とは】

保険期間中であれば、その地点での一括受取保険金と同額又は同額以下の定期保険や終身保険に保険商品を代えることができるという制度です。

健康状態を告知する必要はありません。つまり無告知です。

コンバージョン時点での年齢計算で保険料計算されるため、保険料が上がる場合が多いですが。

※保険期間満了間近でのコンバージョンの取扱いはできない場合あります。



では、どういった場合に「コンバージョン」は有効か?


例① 収入保障保険に加入して契約期間がの半分近くが経過した時、あってはならないことですが、ガンに罹患し、余命3年と宣告された場合、保険金額が目減りしていくのをストップしたいと思われると思います。

この場合、収入保障保険をコンバージョンして定期保険へ変更できれば、目減りする保険金額をストップすることができます。




例② 収入保障保険に加入し保険満了まであと3年となり、一生涯の保障がほしくなった場合、新しく保険に加入する事が難しい健康状態でも、コンバージョンを使えば無告知なので終身保険に変更することができます。

 




保険を必要とする状況は、ご自身の病気や加齢による考え方の変化や家族状況などで変わったりするものです。保険もその変化に応じて対応できるような保険を選択するとよいでしょう。



みなさんの現在加入中の収入保障保険が、コンバージョン可能かどうか?保険会社によってコンバージョンできない場合やコンバージョンできる商品が終身保険のみだったりする場合もございますので、まずはお問合せしてご確認下さい。



保険・相続・住宅ローン等のご相談は本町駅、堺筋本町駅近くの「マネー相談ドットコム」へご予約下さい!



【WRITER:植村】